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経営者四季(毎月更新)

当事務所が配布させていただいている「経営者の四季」の中から「これは経営のヒントになる!」と所長である水谷が感じ取った記事をご紹介するコーナーです。このページを御覧になって御自身の経営に少しのエッセンスを加えることが出来れば幸いです。また御希望の方は当事務所にお申し付けください。無料で郵送させていただきます。

2006年~2013年バックナンバー
こちらから

日常の態度で人を魅了する(2017年11月号より)

 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とはよく言ったもので、一流の経営者ほど誰に対しても謙虚に振る舞い気遣いを忘れません。日常の態度や言葉づかいにおいても自然と信頼や尊敬を集めます。

魅了する態度①

行動を意識して変える

人の上に立つ経営者にはコミュニケーション力が重要で、特に人への「気づかい」がどのように示せるかが大切になります。まずは形からでも日常の行動を少し意識して変えることを実践してみましょう。

魅了する態度②

挨拶が大事

挨拶を制する者がコミュニケーションを制するといっても過言ではありません。ハッキリとした声で挨拶をしてみましょう。

魅了する態度③

相手に伝わる言葉を選ぶ

一流の経営者ほどカタカナ用語や専門用語の多用は控えるものです。相手の立場に立って分かりやすい言葉に言い換えましょう。

魅了する態度④

感謝の言葉に一言プラスする

「ありがとう」だけではなく相手を評価するような言葉、例えば「いつもきちんとチェックしてくれるからミスを防げたよ。ありがとう」などをプラスすると心に響くものです


企業にとっての信用とは(2017年10月号より)

 企業にとっての信用とはなんでしょうか?経営者が正直であることでしょうか?真面目で周囲から信頼されることでしょうか?

どんなに真面目で経営していても、技術力が高くても信用は得られません。確かに素晴らしい技術があれば業績が悪化しても企業を買い取ってもらえるケースもあります。しかし、それは「企業の信用」ではなく「企業価値」が認められたということです。企業価値が高くても資金繰りが回らなくなったら意味がありません。

 金融機関から融資を継続的に受けていた企業が、不意の外的、内的要因から赤字に転落した場合、融資が受けられず一気に資金難に陥ることがあります。

 企業は、資金繰りが詰まったら、経営者がどんなに真面目でも、素晴らしい技術を持っていても、それで終わりです。そうなる前に、資金サイクルの見直しと改善を図り、資金繰りの安定を目指さなくてはなりません。

ターゲットの絞り込みでファンを生み出す(2017年9月号より)

 

大手メーカーが市場の99%を占めるビール業界で、消費者に選ばれるのは大変なことです。株式会社ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢市)は日本で主流のラガービールではなくエールビールという種類にこだわり売上を大きく伸ばしています。「100人に一人でも大ファンになってもらえるなら参入する価値がある」と考え独自のプロモーションに取り組んでいます。

「業界の常識を打ち破るデザインとネーミング」

およそビールらしからぬネーミングの「よなよなエール」はタブーとされていた黒を基調とした花札がモチーフのデザインを採用しています。「よなよな(夜な夜な)、つまり日本になかったエールビールを毎晩飲んでもらえる文化を根付かせたい」との想いからネーミングを付けたそうです。他にも「水曜日の猫」「インドの青鬼」「東京ブラック」などの製品はコンビニエンスの陳列台で強烈なインパクトを放ちます。

広い市場に訴求するのではなく働く女性に受けるために開発を続ける同社。快進撃はまだまだ続きそうです。


創業経営者の夢と現実(2017年8月号より)

 創業経営者には、起業するときに大きな夢があります。しかし、考えた通りにいかず創業して2、3年で挫折する例も少なくありません。現実をしっかり見ることも大事であるといえます。

創業者が夢を持つことは、やる気の源にもなり重要なことです。しかし、普通は夢で描いたことの1割できれば大成功と言えるのも現実です。

ある程度、業界事業を知っている人が起業しても、まず費用が当初考えていた2倍以上かかることや「1週間程度でできる」と考えていた仕事が倍の二週間かかることも多々あります。

また、すぐに売上も上がりません。起業前は「応援するよ」と多くの人が言ってくれますが本当に応援してくれる人はほとんどいないと考えたほうがいいでしょう。また異業種交流会や勉強会に参加してもお金ばかりかかり直接的な売上が伸びるわけではありません。

ここでまとめると・・・

「創業経営者は、起業時に考えたことの大半はうまくいかないことを認識し、最初から資金のかかる大きな勝負をしてはいけない」といえますし大きな勝負をするなら相当綿密な計画が必要であるともいえます。



個人店から会員8万人の野球用品専用サイトへ(2017年7月号より)

 経営危機に陥ったスポーツ用品店を立て直し、野球用品の専門サイトとして躍進する株式会社スワロースポーツ。 成功の鍵は大胆に商品を絞り込む矢野社長の決断でした。

矢野社長は1982年に大学を卒業した後、1984年に実家に戻り、家業を手伝うこととなりました。当時、経営は火の車で、年間売上が6000万円に対し、借入金が5000万円あり、「いつ夜逃げをしてもおかしくない状態だった」と言われています。まず取組んだのが財務の透明化でした。当時はどんぶり勘定で帳簿さえつけてない状態だったのですが、数年かけて手形取引から翌月現金取引へ切り替えていき経営の改善を図りだしたのです。

1996年に個人店から法人に組織変更を図り、インターネット事業に参入しました。当初は、スポーツ用品専門店ということから野球用品以外のサッカーやバレーボール用品も手広く扱っていましたが、経営資源の集中化のため野球用品のみに商品群を絞り「一転突端型」スタイルに切り替えました。そこで矢野社長の商品戦略とは・・・

① 取扱商品を野球用品のみに限り、点数も1万点以下に絞り込む

② インターネットによる販売に特化し物流業務はアウトソーシングする

③ 社員教育に力を入れ「全員経営」を目指す

自ら財務会計を学び、商品の絞り込みが功を奏した矢野社長。今後さらなる発展が予想できます。


一流は「姿勢」で魅了する(2017年6月号より)

 人の上に立つにふさわしい存在感があると言われる人は、実務能力だけでなく「人に与える印象」を強く意識しています。一流と言われる人は、「姿勢」だけで相手を魅了します。

◎姿勢が悪い人の代表は「猫背」と「反り腰

 高価なスーツを着ていても、姿勢が悪いと台無しです。「猫背」では前に、「反り腰」では後ろに重心が偏ってしまい、全体がだらしない印象になってしまいます。

◎「アゴの角度」を変えるだけで印象が変わる

 アゴを上に向けると、横柄で偉そうな印象を与えます。仕事が出来る役の演出では、アゴをグッと引き締めます。 アゴを軽く引くだけで引き締まった好印象になります。

◎姿勢のポイントは「丹田」にあり

 「良い姿勢」とは「気をつけの姿勢」ではなく、全身を緊張させるものではありません。「胆力」「腹の据わり具合」などの言葉がありますが、へその下にある「丹田」に力を込めると重心が安定し、品格の中に余裕があるように見えます。

外見を磨くことは内面を磨くことに繋がります。「品格」と「余裕」がにじみ出るような姿勢を心がけましょう。


借りてきた猫(2017年5月号より)

 人が人を指導するのは難しく、大きな責任があることをまず認識しなければなりません。叱るときは相手の心情を理解し、気持ちに余裕をもって接し、部下が前向きに取り組めるように配慮することが大切です。

「か」感情的にならない・・「怒る」のは自分のため、「叱る」のは相手のためという違いがあります

「り」理由を話す・・・こちらが当然と思うことでも相手によって受取り方が違う場合があります。

「て」手短に・・・くどくど同じことを言わずに、むしろ叱った後の行動に着目しましょう。

「き」キャラクターに触れない・・・相手の性格や人格を否定してはいけません。

「た」他人と比較しない・・・他人と比べるのではなく、事実のみを叱るようにしましょう。

「ね」根に持たない・・・過去の話を蒸し返さないでおきましょう。

「こ」個別に叱る・・・叱るのは公衆ではく、プライドを傷つけないように注意しましょう。

人生で叱ってくれる人がどれだけいるかで今後の人生に大きく影響します。叱ることを恐れずに、上手く叱ってみましょう!


ネガティブ情報は実数でなく%で表示する(2017年4月号より)

 前回に引き続き「脳科学マーケティング」について記載します。

ネガティブ情報はパーセンテージで表示する

たとえば「2%の確率で被害に遭う」よりも「100人中2人が被害に遭う」と聞いた方が、脳は実在する2人を想像するといわれています。

自社商品の故障の少なさをアピールする場合は「故障したのは全体のわずか1%です」と言った方が「100台中1台」というより効果的なのです。パーセンテージ表示にした方が、消費者がその1台の不運にあたる自分を想像する可能性が低いそうです。

◎インパクトを出すには実数を使う

逆に言うと「ポジティブなメッセージを伝えたいときはパーセンテージではなく実数を使おう」ということです・

・「私どものサービスは90%のお客様に優秀との評価をいただいております」

・「私どものサービスは100人中90人ののお客様に優秀との評価をいただいております」

絶対数の方が相手の脳に効果的に響くそうです。

最初に小さな頼みごとをする(2017年3月号より)

 顧客の脳の働きを理解して、より少ない資金で多くの結果を得るという、今注目の「脳科学マーケティング」。

その例を挙げてみましょう。

実験「看板を立てさせてくれませんか?」

米国のある高級住宅街で、持ち家の人たちの家の前に「安全運転を心がけよう」という大きな看板を掲げさせてください、と頼む実験が行われました。このリクエストに応じた人は全体の17%でした。

別の高級住宅地での実験は「私はセーフドライバーです」という小さな紙を窓に張ってほしいと頼んだところ100%近い家主がこれに応じました。そして、その2週間後に、前述の大きな看板をお願いしたところ、76%の方が承諾されたそうです。

この実験から学べることは、大きな頼みごとをしたいときは、相手にまず別の小さなお願いをすることです。最初のお願いが些細なことであれば、それが布石となって、その後の大きな頼みごとの成功率がグンと上がるということです

経営者が幸せでなければ会社は守れない(2017年2月号より)

 業績が悪化しても、すぐに従業員の解雇を考えず、雇用維持を優先的に考える経営者も多いと思います。これは日本の中小企業の美点といえます。しかし、そのことが経営者自身を追い詰めてしまっては、結果的に従業員を幸せにすることはできません。

経営者の仕事に本当の意味での休日がないことは事実です。例えば、年に一回海外旅行に行って携帯電話にも出ない時間を作ってリフレッシュする経営者もいます。経営者が元気に働けるように家族と自分の時間を作ることは経営者の義務といえます。

経営者がいつも疲れていては、会社の雰囲気は悪化して、従業員もやる気を失います。その結果、益々業績は悪化しかねません。

すなわち

経営者の幸せ → 家族の幸せ → 会社の存続 → 従業員の幸せ → 他の債権者の幸せ と循環するものです。

酉年生まれの偉人名言集(2017年1月号より)

 酉年生まれの長所は、先見の明があり、目の前の仕事を完ぺきにこなし、個性的で自分のこだわりを持って生きる傾向が強いといわれています。歴史上、さまざまな分野で活躍した酉年生まれの人の名言を御紹介いたします。

◎ 出光佐三(出光興産創業者)

いちばん大切なのは人。人が第一であって、人が事業を作り、事業がカネをつくる。

◎ 孫 正義(ソフトバンクグループ創業者)

前向きに悩むこと。それが成長の第一歩。

◎ 盛田 昭夫(ソニー創業者)

君に)辞めてもらっては困る。君と僕の考え方が同じなら二人も要らない。違うから必要なんだ。

◎ 小林 一三(阪急東宝グループ創業者)

一番忙しい人間が、一番たくさんの時間を持つ。

◎ 武 豊(騎手)

負けは負け。その圧倒的に多い負けをムダにしないで教訓にできる人が、他の人よりもちょっと勝てるんじゃないかな。

今年も事務所一丸で経営者の方々のサポートが出来るよう努めてまいりますので宜しくお願いします。

商機は足元にあり(2016年12月号より)

 母子家庭世帯を中心に清掃・家事代行を行う株式会社アクションパワーの大津たまみ会長。創業のきっかけとなったのは自身のつらい経験からでした。

名古屋駅からほど近くにあるビルのワンフロアーに同社はあります。同社では家庭内の整理整頓を行う「整理収納サービス」水回りの清掃を行う「ハウスクリーニングサービス」、掃除や日常の家事を代行する「家事代行サービス」の3つを基軸に経営を展開しています。

 大津氏が2005年にシングルマザーになった後、生活のための求職活動で待っていたのは母子家庭という理由で雇ってくれない厳しい現実でした。

 「働く場所がないなら自分で作るしかない」「自分が欲しいサービスを提供すればお客様は喜んでもらえるはず」との思いから少ない資金の中、会社を設立しました。

現在は清掃用具などの物販販売から清掃に関する長年培った書籍の発刊まで幅広く業務を展開されています。

その大津氏の経営理念が

① 自分が欲しいサービスは何かを考え提供する

② 清掃業務を行うのではく、顧客自身が実践できるアドバイスを行う

③ 会社が安定し、勢いがあるうちに事業承継を行う

かつては食べるものがなく息子と二人で一つの納豆を分け合ったこともあるという大津氏。そんな大津氏を支えてくれたのは母の言葉でした。

「あなたならできる。できる子に産んだんだから。私は」


今年もあっという間に12月になりました。次にくる年が皆様にとって素晴らしい年でありますよう祈念いたします。

今できる最善を尽くせ(2016年11月号より)

 カーネルサンダースがケンタッキーフライドチキンのフランチャイズを考案したのは65歳のときです。今や世界80か国、1万店舗に広がる一大チェーンとなりました。

その成功は、店舗営業で言われた1009回もの「NO!」からのスタートでした。

カーネルサンダースは30代後半に、6席だけで開業した「サンダースカフェ」からチキンに取り組んでいました。しかし店舗火災や不況による経営難で65歳の時に店舗の閉店を余儀なくされました。

 しかし、ここからカーネルサンダースは再起を図ります。それはワゴン車でフライドチキンを片手に「調理法を教えるから、代わりに売上の一部を支払ってくれ」という飛び込み営業を始めたのです。

しかし老人の飛び込み営業の話に乗る会社はなく断られた数は1009回だそうです。そして1010社目にOKの返事を取り付けたのです。

カーネル氏のルールは2つのみ。「できることはすべてやれ、そして最善を尽くせ」ということです。

晩年、本人いわく「なぜ引退しないかって?人間は働きすぎてダメになるより、休みすぎて錆びつきダメになることのほうがずっと多いんだよ」と。

脳科学マーケティングの不思議(2016年10月号より)

 顧客の脳の働きを理解して、より少ない資金でより多くの結果を得るという今注目の「脳科学マーケティング」。興味深い研究結果をクイズ形式で紹介します。

◎ 痛みを最小限に抑えれば売上が伸びる!

価格が適正と感じなければ、脳は痛みを感じるようにできています。

それでは、脳の痛みを最小限に抑えるための鎮痛剤ともいえる販売方法は?

 ① 通信販売 ② インターネット販売 ③ セット販売

→正解は③のセット販売です。

 例えば台所用品の豪華セットを購入した場合、その価格には複数のアイテムが含まれます。そのため、脳はそれぞれの商品が価格に見合っているかどうかを簡単には判断できません。テレビのセット販売で何万円も費やしても平気な人でも自動販売機に100円を入れて何も出てこなければ頭にくるというわけです。

会議は社長の独演会?(2016年9月号より)

規模の大小を問わず、経営者の思いや方針を確認し、社員の意思統一を図るために、会議は欠かせません。

しかし、会議と言いながら実は経営者の独演会に終始し、社員は聞いているふりをしているだけという例がよくあります。

では具体的にどうすれば効率的な会議が開催できるのでしょう

◎会議を開催するにあたっての原則

 ・定期的に開催する(場当たり的に開催しない)

 ・議事録を残す(話し合った結果が、今後に反映されない)

 ・参加者には事前準備をして会議に臨むよう伝え、欠席する場合は事前に報告させる

◎A社の成功事例

 ・会議は収益を生む場であるとし、目的を絞り、会議の検討テーマにふさわしい名前を付けて会議を始める

 ・議長は社長が務め、どうしたら正しく儲かるかを議論する。社員は自らの担当分野の結論を持って会議に臨み、

  時間を決めて発言する。

 ・その場で出した結論は即実行する

 ・会議において困難なことにはチャレンジするが、実現不可能なことは議題に上げない

自動販売機は最先端マーケティングマシン!(2016年8月号より)

日本の自動販売機は約500万台が設置されており、売上5兆円は世界一位と言われています。値下げが起こりにくい、人件費がかからないなどのメリットが大きいですが、各社が現在、最も力を入れているのが、自販機のマーケティングマシン化です。

◎顔を見ておススメ商品をチョイスする賢すぎる次世代販売機

 2010年8月、品川駅構内に設置された47インチのタッチパネル型の自販機。JR東日本のグループ会社が手掛けたも ので、顔認証による「セグメントセンサー」がついています。販売機の前にお客様が立つと瞬時に性別、年代を判断し、時間帯、気温に応じたお勧め飲料を提案してくれます。現在、200の駅に設置されているのでご覧になられた方も多いでしょう。

◎スマホの位置情報をもとに商品提案をし若者の需要を取り込む

 日本コカコーラは2016年4月から「自動販売機で15本買えば1本もらえる」というサービスを開始しました。スマートフォンの位置情報機能を使い、気温が30度を超えると、そのエリアの顧客にだけ清涼飲料水「アクエリアス」の割引チケットを配信、逆に気温が0度以下になれば缶コーヒー「ジョージア」の宣伝を流す予定だそうです。

経営者の感情と意思決定(2016年7月号より)

経営者は常に忙しく、優秀な人ほど自分でやったほうが早く実績も上がるため、従業員に仕事を任せられません。例えどんなに忙しくても自分でやってしまいます。

今回は、業務とその権限の委譲の重要性について考えてみましょう。

中小企業の社長ほど、よくある話ですが、もし経営者が病気や事故で倒れた場合、会社はどうなるのでしょう。
従業員を雇う会社は、その生活に対して責任を持っています。
自分の会社だから、自分が倒れて会社が倒産してもしょうがない」では済まされません。
 従業員を育てて、業務とその権限を委譲することは当然のリスク回避策です。権限移譲することで、経営者にとって最も重要である「会社の将来を考える」時間の確保になります。

経営者は会社を永続させなければなりません。そのためには常に新たな顧客、新たな事業を創出しなければなりません。既存の事業では必ずどこかで成長の限界が来ます。それを考えれるのは経営者自身だからです。

◎ 業務の権限移譲 ⇒ ◎ 従業員の成長 ⇒ ◎ 会社の発展

              ◎ 経営者の余裕

経営者一人で頑張っていれば必ず限界が来ます。すぐに成果が表れなくても、粘り強く、共に戦ってくれる従業員を育てましょう」 

経営者の感情と意思決定(2016年5月号より)

怒りや悲しみの感情は、悟りを開くほどの修業を積まなければコントロールできません。経営者といえども、感情に流されて、経済合理的な判断を優先できないことがあることも当たり前です。そのことをよく認識した上で、経営に臨むことが必要です。

「店舗閉鎖のタイミングを見誤った経営者」
A社では1店舗の路面店インターネットによるアクセサリー販売を行っていました。インターネット販売は、独自のデザインと低価格帯のアクセサリーが固定客をつかみ黒字を維持していました。
一方、店舗は近くに大型モールの出店により集客力が大きく低下し赤字が膨らみ始めてました。
経営者は、路面店の赤字が会社に与える影響を考え、店舗の責任者である勤続20年の店長に閉店の提案をしました。
すると店長は「ここで辞めたら再就職は難しい。子供が中学生なので、あと数年でよいので閉店を延ばせませんか?」と相談されたそうです。

もし皆さんなら、それでも「閉店、解雇」しますか?それとも「存続、赤字拡大、会社倒産」の可能性を採りますか?

こういった場合は、どんな経営者でも悩むと思います。しかし気軽な判断が全体の存続を揺るがす可能性があることを常に認識しておく必要があります。

重要な意思決定の基準を決めておく
上記のような場合は一定のルールを作っておくと感情に流されずに判断しやすくなります。例えば・・・

1、経営理念に反していないか
2、3期連続赤字でないか
3、累積赤字1千万でないか

などどうでしょう?一定のルールを社内に作っておくと経営者のみならず、その意識は社内全体に及び効率的であり不公平感のない空気感づくりにも役立つのではないでしょうか。

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リピートの法則(2016年4月号より)

売り上げをもっと増やしたい
そんなときには新商品を増やす、新規の取引先を開始するなど、新規拡大に目が向きがちですが、リピーターを確実に増やす工夫が成功につながります。

Ⅰ 退院時にプロメイクしてくれる産婦人科病院

都内にあるM病院は「医療は究極のサービス業」をモットーに掲げています。その病院の特筆すべきサービスは退院時にプロメイクをすることです。退院時には子供や親せきなどと写真を撮ることが多いことに着目したサービスです。このサービスにより、出産後も婦人科の定期検診などで利用され高いリピート率を誇ります。

Ⅱ 仕事中にお菓子を食べられるオフィスグリコ

江崎グリコが新たな販路を模索する中で生まれた「オフィスグリコ」は富山の置き薬のお菓子版といえます。
ガムやキャラメルなどの200種類のアイテムをローテーションで会社の隅に置きます。価格は一つ100円。
購入者はほぼOLであろうと見込んでいましたが実際は7割が男性であり50代以上の方も少なくありません。
現在、8万社が採用し41億円のビジネスとなっています。

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企業ロゴの秘密(2016年3月号より)

普段なにげなく見ている企業や製品ロゴには、その企業の理念や戦略、信念や願いが込められています。
有名企業のロゴマークの由来を紹介します。

Ⅰ amazon  皆さんよく御存じのアマゾンですが、ロゴを見てみると「amazon」の下線部に「矢印」が記載されています。この矢印は「aとz」を指しており、「全てを取り揃えています」という意味です。さらにアーチ型の矢印は「顧客満足を表す笑顔」が表現されています。

Ⅱ FedEx 国際宅急便の世界最大手「フェデックス」です。
ロゴに隠されたメッセージは、一見分かりづらいですが、「EとX」の狭間にできる空間の「→」(矢印)が宅急便の「スピード」と「正確さ」を表現しています。

Ⅲ ビクター 有名な話ですが古い蓄音機に1匹の犬が耳を傾けています。ビクターのロゴはある絵画がもとになっています。この犬は「ニッパー」という名前の賢いフォックス・テリアでフランシス・バラウドの兄の飼い犬でした。その兄が亡くなったため、フランシスがニッパーを引き取りました。
あるとき、蓄音機で兄の声を聴かせたところ、ニッパーは蓄音機のスピーカーの前で耳を傾けて兄の声を聞き入っていました。その姿に感動したフランシスが描き上げた絵が、のちにビクターのロゴとなったのです。

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挫折からの復活(2016年2月号より)

歴史は、挫折とともに
幾度もの逆境を独創的な製品で乗り越える

自動車板金修理工業から始まったアイバワークスの歴史は「挫折の歴史」と言えます。創業者である相場計人会長は、常に前向きな姿勢で逆境を乗り越えてきました。

同社は1979年に全国でも先駆けとなる「ラリーパーツショップ」をオープンします。事業は順調に展開していくのですが、1986年ラリー競技のルールが変更となり、ラリーブームが去ると売上が激変します。
しかし、これに代わって空前の4WD・RVブームが来ました。
それにいち早く対応し、ブームに火をつけたのがアイバワークスでした。
4WD用品といえばアイバワークス」として定着。年商は一気に10億円を超えました。

1996年には売上が30億円を超え、社員数が70名となったところで、RV車を揺るが事件が発生します。
テレビの報道番組でRV用品、特にフロントグリルガード取り付けによる人身事故の特集が組まれました。
それにより売上が3億円にも落ちこみ倒産の危機にさらされました。

現在はトラック架装を中心に販売を展開しています。
相場氏いわく「今の主流はコストダウン。でもそれには限界があります。逆に価値を高めることにより、いかに高く買っていただくかの、コストアップで競争力を持たせるのです」と。

ピンチに落ち込んでも常に前向きに事業を展開することは簡単なことではありません。
それでも前に進んでいくしかないのが経営なのかもしれません。

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先入観を破り桁違いに価値を高める(2016年1月号より)

雑魚だったノドグロを「ふりかけ」にして売り出し大ヒット

明けましておめでとうございます。本年も経営のヒントになる!と思う記事を配信していきますので宜しく御願いします。

島根県浜田市にある株式会社シーライフは、浜田の海の幸の加工メーカーです。創業以来、贈答品用に用いられる高級干物を中心に製造を行っていましたが、近年は市場において高値で取引されるノドグロを使った「ふりかけ」や「お茶漬け」などの加工品で売上を伸ばす企業です。

同社のノドグロふりかけは最近のヒット商品で本来の基幹商品ではありません。そもそもノドグロが注目されたのは、ここ10年ほどの話だそうです。また水揚げされる7割は小さな低利用魚であり、使い道を持て余していました。
こうした小型のノドグロを加工品である「ふりかけ」として有効活用するようになったのは、地元の浜田水産高校との交流がきっかけだそうです。7年ほど前、浜田水産高校と共同で新商品を開発することとなり、そこで生徒から出たアイデアが「ノドグロのふりかけ」というわけです。

「ノドグロ」は浜田市民にとって身近すぎる食材。それをふりかけにしようなんて発想はそもそも全然なっかたわけです。
しかし今では売上累計35万本という空前のヒット商品に変わりました。

このことから株式会社シーライフの社長の河上氏は「この一件から、先入観を捨てて広くアンテナを張り巡らす重要性を学びました。いろいろな人の話を聞くことで、ビジネスのヒントはそこにあると実感したのです」と。

今年も色々なアンテナを張り巡らし有益な情報を発信し続ける事務所運営をしていきます。



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期待を超えろ!(2015年12月号より)

◎ 新商品を考えるのは誰?

顧客のニーズを調べる手段の一つにアンケート調査があります。そこで回答のあった「お客様の声」だけに頼って商品やサービスを企画しても、必ず顧客ニースを満たせるとは限りません。
顧客は、自分の潜在的ニーズを言葉にすることができないからです。

◎ リサーチで企画するな!

アンケートなどにおいて顧客の回答と実際の行動が一致しないことがしばしば見受けられます。有名な話で日本マクドナルドの元会長、原田泳幸氏が話に「リサーチで企画するな」の記述があります。
マクドナルドでは顧客に「どんな商品がほしいですか」と聞くと「低カロリーでヘルシーなもの」が多いそうです。
ところが「メガマック」や「クォータパウンダー」のような高カロリー商品が大ヒットするという事実もあります。

◎ 「夢のような話」を実現せよ!

ソニーの「ウォークマン」は「音楽は家で聴く」という時代に「移動時や外出時に音楽を楽しみたい」という潜在的ニーズを発掘し、大ヒット商品となりました。その発端は、創業者・井深大氏自身の「海外出張の飛行機内で音楽を聴きたい」という、音楽を愛する一人として「」を追いかけ実現したものです。

実は最近知ったのですが「水中ウォークマン」という商品がソニーから発売されていて「泳ぎながらでも音楽が聴ける」という画期的なウォークマンなのです。
私自身が週に2回スポーツジムで泳いでいるので試しに購入してみました。
自分の好きな音楽を聴きながら泳ぐということは言葉に出来ないほどの感覚です。

もしプールで泳がれる方は試しにご購入されてはいかがでしょう?

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埋もれた「宝」を掘り起こす(2015年11月号より)

菓子類の製造・販売で着実に収益を上げる石川県金沢市にある株式会社オハラ。
味は一流だが十分に活用されていないブランド食材の「規格外品」との出会いが、生産者、消費者の喜びを生みました。

小原繁社長が規格外品に着目したのは2003年。
当時同社は、野菜や果物などの農産物を加工し、製菓材料として全国のパテシエに供給するOEM事業に乗り出していました。その一環として濃厚な甘みが特色の石川県産ブランドのさつまいも「五郎島金時」を栽培する農家を訪れた際、規格外品の存在を知りました。
ブランド食材には、様々な規格品の定義があり、高級ブランドであるほど厳しく選別される。小原社長はこの規格外の五郎島金時を買い取ってペースト状に加工し、スイートポテトを製造して大阪にある洋菓子店で売り出してみました。すると商品は爆発的に売れ長蛇の列ができました。
「規格外商品は通常の値段の半額で購入でき、ブランド食材だけに味も良く、商品は必ず売れる。また食材を有効活用することで無駄をなくすことにも繋がると考えました」

その小原社長の取り組む「架け橋産業」とは

地元ブランド食材の規格外品を活用することで

① 生産者 ② 販売者 ③ 顧客 ④ 自社


の笑顔を生み出し、4者の喜びを実現する

という「4つの笑顔プロジェクト」だそうです

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規模だけ大きくしてはいけない(2015年10月号より)

欧米で出会ったマヨネーズを日本で初めて製造、販売したキューピー創業者・中島董一郎。徹底してムダを省き、最高の品質のものをより安く提供することに全力を傾けた。「誠実に作って誠実に届ける」ことを貫いた董一郎の姿勢が、時代を超え、今も多くの顧客の信頼を得ている。

そんな董一郎のモットーは「守愚」、つまり「愚を守る」ということだ。
たとえ、それが愚かなことであっても、自分の良心に恥じないことなら、あくまで守愚を貫きべきです。正直者は一時的に損するように見えるが、長い目で見れば、道義を重んじ、創意工夫に努めた者が必ず報いられます
というわけです。

また「経済道義こそ企業の根幹である。売れば売るほど安くし、利益が出れば、社会に還元すべきだ」という理念に基づき経営活動しています。

また「企業は内容も伴わないのに、規模だけ大きくしてはいけない。大きくなればなるほど、自分の目に届かぬところができ、お客様に迷惑をかけてしまうからだ」ということです。

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困っている人がいたら助けてあげなさい(2015年9月号より)

恵まれない幼少期を経て、困窮のどん底の中で洋菓子製造を天職に定めた森永太一郎。子供たちの幸福を願う「エンゼルマーク」は後に「製菓王」と呼ばれるようになる太一郎の証でした。

1865年、森永太一郎は佐賀県伊万里市に商家の長男として生まれました。父を早くに亡くし、母と離別した太一郎を深い愛情で育てたのは祖母のチカでした。

ある年の祭りの日、道で落ちていたお金を見つけ、それをこっそり持って帰った太一郎に祖母は言いました。
「拾ったり、盗んだりしたお金は本当のお金ではありません。本当のお金は、自分で汗を流して働いて得たお金だけです

その後、青年となった太一郎はアメリカに渡り事業を開始しましたが、すぐに行き詰って無一文になりました。
公園のベンチでうなだれていると隣に座った夫人がキャンディを太一郎に差し出したのです。
そのキャンディを食べた太一郎は感激し、
そうだ、洋菓子の職人になろう!日本の子供たちもきっと喜ぶに違いない」と決めたそうです。

美味しくて栄養のあるお菓子で日本の子供たちを喜ばせよう」とポケット用ミルクキャラメルを販売し、爆発的な人気を博しました。

太一郎は1937年に波乱万丈の人生に幕を閉じましたが枕元に息子を呼び語りかけました。
困っている人がいたら助けてあげなさい
自身の人生、生きざまを象徴する最後のメッセージでした。


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世の中の役に立つ企業でなければ発展はない(2015年8月号より)

オロナイン軟膏やオロナミンCなどで知られる大塚製薬。徳島県鳴門市にある一(いち)町工場を一兆円企業にまで育て上げた大塚正士氏は幾度もの危機や苦難に直面しても弱音を吐くことなく、「わが商品でより多くの人々に幸せを!」と執念を燃やし続けました。

最初に手掛けた点滴注射の事業が行き詰った頃に、三井物産からある話が舞い込みました。
「アメリカのオロナイトケミカル社が新しい殺菌消毒剤が開発された。これを使ってみないか?」と。
これが皆さんのよくご存知の「オロナイン軟膏」です。

これがヒットした後にさらに大きなヒット商品「オロナミンC」が開発されます。
その後、「ボンカレー」や「ゴキブリホイホイ」ポカリスエットと皆さんが一度は手に取ったことのある独自製品を開発し続けました。

大塚正士氏は
世の中の役に立つ企業でなければ発展はない。働いて、働いて、働き抜いてこそ努力は報われる
これが大塚正士氏の実践哲学であり
わが商品でより多くの人々により多くの幸せを!」が社訓となっています。

1998年に「どう計算しても赤字になる事業は初めてだ」としながらも400億円を投じ、地元鳴門市に大塚国際美術館を建築されました。

私も数年前に大塚国際美術館を訪れたことがあるのですが、とにかく圧倒されます。
是非、時間を見つけて訪問されることをお勧めします。

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日本の食文化を支える技術力(2015年7月号より)

焼鳥やおでんなど、様々な食材を串刺しにする自動串刺機の製造、販売を手掛けるコジマ技研。
世界シェア9割を誇る「自動串刺機のパイオニア」としての地位を確立するまでの道のりを、小嶋實社長が話されます。

1981年に小嶋社長はコジマ技研を創業。当時、串刺しに必要な「」に関する知識が全くなかったため、居酒屋の店主の元に通い、肉の性質や部位によっての特徴を研究されました。
肉には「筋目」が存在し、そこに火が入ると裂けやすくなる。そのため、串を筋目に対して直角に刺すことが重要であるという課題点。また竹串も独特の性質があり、竹が育つ過程の中で陽の当たり方により強度が異なり、均一ではないという課題点でした。

それらの課題点を克服されたうえで串刺機が誕生するわけですが、新たな商品を生み出すということは、商品の利便性を説明しながら買ってもらうという「販売」という過程が存在します。
そこでも大苦戦する訳ですが、それらを乗り越えて世界シェア9割の現在があるわけです。

そんな小嶋社長の<機械屋>としての理念がありまして

後追いや人マネをせず、一から自分で考えることが成功を生む

現場の声をしっかり聞き、使う人の立場に立つことが開発の第一歩

だそうです。今まで無かったものを生み出すのが開発の大変なところですが意外なところにヒントが落ちているのかもしれません。

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業界の常識を疑え(2015年6月号より)

老朽・弱小・貧乏」で閉館寸前の水族館が「世界一のクラゲ水族館」への起死回生の大逆転。
48年間館長を務めあげた村上龍男氏氏が、鶴岡市立加茂水族館の歴史と奇跡が生まれた岐路を振り返ります。

加茂水族館が現在の場所に開館したのは1964年。当初は近代的な水族館として人気を博しましたが、近隣に大型の水族館が続々オープンし、客足はみるみる減少しました。

1997年に入館者が10万人を割ったとき村上館長は閉館を覚悟しましたが、ある日、クラゲの展示をした際、入館者がクラゲを見て反響が良かったことから始まります。

「クラゲは寿命が短く、繁殖が難しいので展示には不向きである」が業界の定説でした。
これを研究を重ねて2000年には展示12種類と、日本一多種類のクラゲを有する水族館となりました。

同年度に「クラゲを食べる会」の開催を決めました。マスコミは、その非常識さゆえ、冗談だと思い、初めは取り合わなかったんですが、そのイベントが話題となり入場者は増加し始めたのです。

村上館長の理念は

Ⅰ 人様が笑って相手をしないアイデアこそ価値を秘めている
Ⅱ 経営の神髄は、いい加減に生きること(一見いい加減に見えるほど柔軟な考えでないと、難局は切り開けない)


「この世に二つとない水族館を作ることができました。これからも、他の水族館では真似できないユーモアに溢れた水族館であり続けたいと思います」

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地域NO.1の理由(2015年5月号より)

ほぼ毎日予約でいっぱい、駅前で客待ちをする必要のないタクシー会社が長野市にあります。
県下売上NO.1の秘密を中央タクシー株式会社 現社長の宇都宮氏は語ります。

中央タクシーの乗務員には接客における3つの基本サービスがあります。まず、乗降する際に運転席から降り、手でドアを開閉する、次に、出発時に自己紹介をする。3つ目に、雨の日には傘をさしてエスコートを行う。

宇都宮社長は語ります。「タクシーは密室状態です。乗務員が挨拶もせず無言だったり、態度が悪ければ、お客様は不快なばかりか、恐怖心を感じる場合もあります。自己紹介があるだけで、車内の雰囲気は変わるんです」
と。

社長の経営理念は3つです

Ⅰ お客様が先、利益は後
Ⅱ タクシーは運輸業ではなくサービス業
Ⅲ 仕事を通じでお客様の人生を守る


お客様至上主義」を貫き、中央タクシーが届ける幸せのサービスは、今日も多くの笑顔とファンを増やしています。

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復興を目指し女川の海とともに生きる(2015年4月号より)

豊かな海の恵みとともに歩んできた宮城県女川町の水産加工会社ワイケイ水産。
東日本大震災の被害を受け、強く再認識した「人の心、人の力の大切さ
このことがワイケイ水産復興の根幹となっています。

当時、45億円あった売り上げは僅か3億円にまで減少したのですが、今は毎年120%ずつ売り上げを回復させ2014年で6億円にまで戻しています。

現社長の木村氏はこう話します。
東日本大震災は「人」が何より大切なのだということを感じた出来事でした。お客様も人、従業員も人、当たり前のことですが、改めて痛感させられました。人のために何かをやるということが、いかに大切かということです

その木村氏が考える感じた3つの力とは

Ⅰ いつでもどんなときも支えてくれる家族の力
Ⅱ 苦しいときにも待ってくれている得意先の方々の力
Ⅲ 同じ目標を目指し、喜びを共有してきた従業員の力

だそうです。

震災が発生した後に女川町に行く機会があり、現場を見てきましたが津波の爪痕が生々しく残っていました。
その状況の中で、やはり前向きに生きていく大切さを木村氏の言葉から感じました。

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「限定」すると販売は「拡大」する(2015年3月号より)

商品やサービスを地域や期間などに区切って販売する方法が「限定販売」です
販売条件を限定することで、希少性を高め、消費者の満足感や話題性により、マーケティング効果を
もたらす
と言われています。

代表的な限定販売の手法を挙げてみましょう。

Ⅰ 期間限定 札幌冬季限定ビール「冬物語」や「朝限定」とした「アサヒモーニングショット」など

Ⅱ 地域限定 関東や中部、関東に分けエリアでしか買えない。すなわちサンリオのご当地キティなど

Ⅲ 数量限定 生産性を制限して顧客にアピールする方法。「限定100個先着順」などテレビショッピングで、よく見受けられる

Ⅳ 顧客限定 会員限定販売をすることにより顧客の満足度を上げる

さて自身の事業に反映できる販売方法はありますか?一度販売方法を再考してみては如何でしょう?

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まず、お客様の都合を考えよ(2015年2月号より)

 今や生活に欠かせない宅急便の創始者、小倉昌男(ヤマト運輸 元会長)は「絶対に儲からない」と周囲に猛反対された個人の宅配事業を自分の信念を貫いて立ち上げ、経営危機に陥っていた家業の運送会社を奇跡的に立ち直らせました。

新事業である個人宅配事業は、まず「サービスが先、利益は後」を合言葉に開始されました。
ここで成功の理由として

「宅急便が急成長できたのは、荷物が早く、安く届くからだけではありません。ドライバーが担当地域のお客様の希望を頭に入れて相手の都合に合わせるようにしている。すなわち
お客様の都合に合わせているサービスは伸びるのです
と後に語られるのです。

記事にご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

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稼ぐ力を取り戻せ!(2015年1月号より)

名古屋市の住宅街にあるスーパー、「フードパーク ウオダイ」。魚屋から始まって3代続く会社の最大の危機が2008年に訪れました。
逆境を乗り越えて、繁盛店に生まれ変わった手法とは。

よくある一般的なスーパーが競合店や大型チェーンの出現により大きく売り上げを減少することは珍しいことではありません。しかし、この現状を打破するために現3代目の加藤社長は大きな方向転換を迫られました。

その方向転換の中で生み出された経営哲学とは

① 覚悟を決め、正しい戦略で経営努力をする

② 周りの意見に振り回されない、ぶれない軸を持つ

③ すべてを自分一人でやろうとせず、信頼できるその道のプロに相談する

会社の方針として「1個売って100円儲ける」から「1円の儲けで100個売る」ことにされたそうです。
これは働く従業員にとっては100倍忙しくなることを意味します。

会社一丸となって突き進む覚悟を感じる記事です。
ご興味のある方はご連絡ください。

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喜びのタネをまこう(2014年12月号より)

ダスキンの創業者、鈴木清一氏は1911年、愛知県で生まれました。
1944年に蝋の代用品として開発したワック スを商品とする株式会社ケントクを立ち上げましたが戦後の混乱期に会社を手放すことになります。

そして1963年、ダスキンを創業しました。
当時の床拭き掃除といえば布ぞうきんでの水拭きが主でしたが、乾いているホコリをキャッチする化学雑巾を作りました。
化学雑巾を販売すると高価ですがレンタルなら多くの人に利用していただけると思い、雑巾のレンタルを開始しました。

「人の役に立ちたい。そのためには自分が損してもいい」と思う心を原点として、この仕事をフランチャイズ化しました。清一氏の理念は「社会に役に立つ仕事さえしていれば、お金は後からついてくる。人の心に喜びのタネをまきましょう」としています。

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世界一の技術を持つ日本の中小企業(2014年11月号より)

誰もが一度は乗ったことのある「新幹線」。新幹線の先頭部分、いわゆる先頭車両の「おでこ」と言われる部分が、今現在においても職人のハンマー技術を駆使したものであることを御存知でしょうか?

山口県下松市は日立製作所、鉄道車両工場を中核に発展したものづくりの町です。この町にハンマー一つで新幹線の顔を作り続ける職人集団がいます。それが株式会社山下工業所です。

社員は40名と多くはありませんが、その殆どが職人です。その他の経理や事務作業は可能な限り、アウトソーシングされています。

特殊技術を持つ職人集団で少数精鋭を誇っていますが、無論、問題を抱えていない訳ではありません。
すなわち「後継者の育成」です。

同社が実行されている対策は以下の通りです。

職人技を継承するには、まず現場を知ってもらうことが必要である

そのためにはPRや自治体、学校へのアプローチは欠かさない

マニュアル化できない技術だからこそ、長期戦略で適正のある人材を探す

日本の中小企業にはおおよそ考えられないくらいの伝統と技術が蓄積されています。モノづくり日本の力を後世に伝えていくことも今の企業の責任の一つではないでしょうか。

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ピンチはチャンス(2014年10月号より)

足袋屋からはじめ、一代で巨大なタイヤメーカに育てた石橋正二郎。
大きな目標を達成するためには、信念を曲げずに忍耐を持って行動することが大切」と説いた正二郎は、逆境ににこそ果敢に挑戦する経営者でした。

もともとは福岡県久留米市の仕立屋を生業としていた石橋氏ですが、仕立事業に見切りをつけ足袋専門に事業を絞り込みました。その改革の中で注目すべき点は徒弟制度で無給が当然だった時代に給料や休みを拡充させる「職場環境の充実」や「20銭均一一足袋など斬新な販売方法、ワラジの裏にゴムを張り付けて炭鉱をする方に向け新製品の開発など提案する手法が次々と当りました。

しかしゴムを利用して開発した自動車のタイヤは初め、ことごとく返品され会社が倒産しかけるほどのダメージを受けました。しかし、また改良と研究を重ねて10年かけて事業が軌道に乗ったそうです(現ブリジストンタイヤ)

そこで石橋氏の明言を2つ
一個人として如何に優秀でも、他人と仲良くできぬ人は、一番厄介な人である

言葉を慎み、自分の偉さを表そうとせず、気取らなければかえって人に尊敬され、親しまれ、したがって自分も楽しみが多い。威張り、虚勢を張る人は、他から嫌われ、孤立し、人望を失う

いわゆる偉人の方でも皆さん大きな苦労をされていますね。

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月200件の改善提案が大きな利益と社員の幸せを生み出す(2014年9月号より)

ゴキブリの駆除剤で有名な株式会社タニサケは改善提案に特色があります。
社員から改善、提案を重ねることにより、社内の効率化と働きやすさを実現しています。 提案には報奨金を用意し、提案1件当たり300円、採用されると最高2万円が支給されます。

会長曰く「改善は、業務の効率化を図ると同時に、社員にとっては働きやすさにつながります。自分の提案が採用されれば、会社に実績が残せたと自信が存在感となり、笑顔や会社への愛着心も生まれるのです」とのことです。

松岡会長の経営哲学は
 
①   社員の喜びが会社をより良いものにする

②  「やらされる仕事」は苦しみ。「やる仕事」の風土を作る


③  上に立つものが常に目標を待つことが大切

是非、ご自身の経営に取り入れてみては如何でしょうか?

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金がないから何もできないという人間は金があっても何もできない(2014年7月号より)

 今では当たり前になった私鉄沿線の開発を軸に、駅ビルなどの新ビジネスを次々に考えた小林一三氏。
宝塚歌劇団や映画会社を設立するなど「ビジネスの天才」と呼ばれたが、努力と誠実さを貫いた人生でした。

明治6年に山梨県で生まれた小林一三氏は福沢諭吉氏の面接を受け慶応義塾生になりました。

その時の教えは「やるべきことに集中して、他の出来事や人の言うことに惑わされるな(不関心)。自分を信じ人に頼らずに行動するのだ(独立独行)

当時、勤めていた三井銀行を34歳に退職した後、北浜銀行の頭取から鉄道会社設立の相談を受けます。
予定地の梅田から池田までは何もない場所でしたが、小林氏は「乗る人がいないなら作り出せばいい。沿線に集まる場所を作っていこう」と思い、沿線開発に着手します。
今では当然ある「住宅ローン」や「宝塚歌劇団」「動物園」など画期的なものをいくつも創設していきます。

氏の信念に「成功の秘訣は独創と努力である。金がないから何もできないという人間は、金があっても何もできない」というものでした。
また「成功への道は信用を得ることである。どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない」と述べています。

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持てる力を一点に集中させれば、必ず穴があく(2014年6月号より)

経営のイロハも知らなかった一人の青年が、一代で世界的企業・アシックスを作り上げました。
その原動力となったのは「スポーツシューズで、終戦後の青少年たちに夢を与えたい」という祈りにも似た使命感からでした。

アッシックスの創始者である鬼塚喜八郎氏は大正7年、鳥取市で生まれました。
戦争が終わり、焼け野原となったあちこちでたむろしている青少年を見て、「彼らを立派に育ててやらなければ、戦友たちに申し訳ない。青少年を育成する仕事がしたい」という思いを強く持たれていました。

様々な出会いの中で鬼塚氏は「戦争で生きる気力を失っている子供たちに夢を与える仕事がしたい。残りのすべての人生を賭けて、必ず日本一のスポーツシューズメーカーになってやる」と誓いました。

鬼塚氏の経営理念で幾つかご紹介しましょう

「発想を変えれば道は開ける」
「開発に失敗はつきものである。だからこそ失敗を恐れずに、常にチャレンジする姿勢が必要だ」
「難しいものから始めれば、あとは何でもできる」
「転んだら起きればいい!」

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「感謝」「感動」「感性」で本格志向のお客様を満足させる(2014年5月号より)

飲食店の激戦区大阪で焼肉店を展開する株式会社牛心は「牛の一頭買い」「熟成肉」を国内に持ち込んだパイオニアです。
次々と新機軸を打ち出すのはすべて「お客様のため」です。

代表取締役の伊藤社長はこのように話されています。
「私たちの使命は、お客様のお腹を満たすのではなく、心を満たすことだと考えています。飲食店が品質の高い商品を提供するのは大前提。しかし、接客が悪くては、お客様は満足してはくれません。そのためには社員の人間的魅力を高めることが大切だと思います。

牛心の理念は「感謝」「感動」「感性」の「三感」。

感謝でき、お客様を感動させ、自分も感動できる。
その感性を持つ社員に育ってほしいというのが経営者の願いだそうです。

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やってみなはれ。やらなわからしまへんで(2014年4月号より)

わが社の経営方針にも引用させていただいているサントリーの格言です。

サントリーの創業者、鳥井信治郎氏は漢方薬の問屋に丁稚奉公されていました。
多くの苦労の中で20歳で鳥井商店を創業されます。信治郎氏は「結果を恐れてやらないこと」を極端に嫌いました。

年を取るにつれて決断が遅くなったり、失敗を恐れて何もしないという手段を学んでしまう。やってみなければ何も始まらないし、やらないこと自体が一番の失敗だということを忘れている。チャレンジから新しいものが生まれ、一気に成長するものだ。やってみなはれ」と述べています。

これは「自分の意志と信念でやるからには徹底的に食い下がってやりなさい」という強烈な意味が込められています。

鳥井氏のチャレンジ精神は創業100年たった今もなお、脈々と受け継がれています。

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商品は売れないのが当たり前(2014年3月号より)

イトウヨーカ堂の創立者、伊藤雅俊氏は母親と兄とで小さな洋品店を昭和20年開店しました。

母親は常に「お客様は来てくださらないもの。取引先は商品を売ってくれないもの。銀行はお金を貸してくれないもの」と話されていたそうです。

そして「信用の担保はお金や物ではありません。人間としての誠実さ、真面目さ、真摯さがあって初めて信用されるのです

経営の指針となる言葉の中で心に響くものを幾つかご紹介します

・「感謝の気持ちを忘れてお客様が来てくれるのが当たり前だと思い始めると衰退する」

・「危機感が不足すると油断が生まれ、あっという間に業績が下がる」

・「商いは<飽きない>です。飽きないためには、その仕事が好きであることが一番」


格言のオンパレードですが一つでも参考になれば上向きに事態へ変化すると思います

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ひとに真似される商品をつくれ(2014年2月号より)

いわゆる「シャープペンシル」を開発された方を皆さん、ご存知でしょうか?
故早川徳次さん、早川金属工業研究所(現シャープ)を設立された方です。

シャープ創業者、早川氏は元々、かんざしや指輪などの金属細工業に丁稚奉公されていました。
一人前の職人になられた後、ベルトのバックル水道の蛇口など、次々新商品を考案されました。
なんとシャープペンシル(早川式繰出鉛筆)を完成されたのは23歳の時です。

その後、関東大震災などの大災害を経て、ラジオやテレビの開発に切り替えていくのです。
事業家として成功された早川氏は

他社が真似をしてくれるような商品は消費者が望む良い商品のこと。真似されることで宣伝も行き届き、市場も拡大するのだ」と言われています。

また「真似が競争を生み、技術の底上げをし、社会全体の発展につながる」とも述べられています。

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和傘の伝統技術を生かし世界に挑む職人経営者(2014年1月号より)

京都で唯一残った和傘の工房に若き職人がいる。
彼の手にかかった古風な和傘は美しさを残したままその姿を変え、世界各国へと海を渡る。
老舗ベンチャー日吉屋は、日本の伝統工芸、和傘の技術に斬新なデザインを加え、世界に挑んでいる。http://www.wagasa.com/

その日吉屋 西堀社長の経営理念は次通り

〇伝統は革新の連続。需要を作り出さなければ伝統は残らない

〇簡単に「できない」とは言わず、可能性を追求する

〇顧客目線を常に心がけ、他業界からの意見にも謙虚に耳を傾ける


技術力+デザイン力で新しい需要を生み出していきましょう!

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